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Bless Infinite Curiosity:映画『Eno』はいかに“生成”されるのか。監督ギャリー・ハストウィットとの対話

生成ドキュメンタリー映画『Eno』の日本公開がついに始まった。ブライアン・イーノという偉大なアーティストの多面性あるいは流動性は、アルゴリズムが生成することでかたちとなる。そして同時に映画そのものへの問いであり、尽きることない好奇心と創造性の発露でもあった。監督のギャリー・ハストウィットへのインタビュー。
映画『Eno』はいかに“生成”されるのか。監督ギャリー・ハストウィットとの対話
Photographs: Shinsaku Yasujima

ブライアン・イーノの生成ドキュメンタリー映画『Eno』が、いよいよ日本で劇場公開を迎える。音楽家であり、思想家でもありアーティストでもあるイーノの創造性に迫る本作は、いわゆるドキュメンタリー映画の枠組みを軽やかに逸脱している。

というのも本作はイーノ本人へのインタビューとアーカイブ映像、さらに新たに開発された生成技術「Brain One」(ブレンダン・ドーズとの共作)を駆使して、なんと52京通りを超えるといわれる構成が可能となっているのだ。つまりスクリーンに映し出される映画がリアルタイムでとりどりに変化して、揺らぎ続ける。

その革新的な試みに挑んだのが、米ニューヨークを拠点に活動する映画監督ギャリー・ハストウィットである。『Helvetica』『Objectified』『Urbanized』そして『Rams』など、デザインや都市、テクノロジーを主題にしたドキュメンタリーで知られる彼は今回、映画というアートフォームそのものを問い直すような生成性、つまり“生きている映画”をかたちにしたのだった。

日本でのプレミア公開イベントのために来日したギャリーは、上映の直前に東京・下北沢の古着屋で気に入ったパンツを購入し、「日本は来るたびに何かが更新されていて楽しいよ」と笑っていた。そのやわらかな物腰からは想像し難いが、どうやら彼にも並外れた創造性やエネルギーが渦巻いている。なにしろ『Eno』の制作においては、500時間を超えるアーカイブ映像をデジタライズしてカタログにし、映画の生成システムを開発し、同時にイーノとの数十時間に及ぶ対話を行ない、公開後もシステムのアップデートを続けている。

つまりブライアン・イーノの生成ドキュメンタリー映画『Eno』は、ギャリー・ハストウィットだからこそつくることができた。だからこそわたしたちは、彼に訊ねるべきことがたくさんある。映画という形式そのものへの問い、尽きることのない創造性、そしてイーノという“存在”がもたらした共鳴について、じっくりと語ってもらった。

映画『Eno』より

映画とは何か?

━━ブライアン・イーノという存在そのものが、多くの“出来事”を孕んだ魅力的なアーティストであり、その偶有性がこの映画の曖昧さや本質とも深く結びついていると感じました。そもそも、どのような動機からこのドキュメンタリーに取り掛かったのでしょうか?

一番根本にあったのは、「なぜ映画は毎回、同じでなければならないのか?」という疑問でした。このプロジェクトは、ブライアンが関わるずっと前から、映画という形式があまりに固定化されていることに、ぼくはある種の苛立ちを感じていたことが出発点になっています。

特にドキュメンタリーの場合、ひとりの人間について語られる物語は決して一つではないのに、スクリーンで上映される映画は、どうしてもつくり手の主観に強く左右されてしまう。どの事実を取り上げるか、どの映像を使うか、それだけでまったく違う人物像になってしまうんですよね。

それなら映画をもっと音楽のように、毎回少しずつ異なりながら、むしろ「パフォーマンス」として体験されるものにできないか。ある意味で夢のような話だけど、そんなふうに考えるようになって、いろんなアイデアを試し始めました。そんな時に思い浮かんだのが、ブライアン・イーノだったんです。彼の音楽は30年近く聴き続けてきたし、ジェネレーティブ・ソフトを取り入れた創作の姿勢も知っていたので、まさにこの実験的なアプローチにぴったりの人物だと思いました。

ギャリー・ハストウィット|GARY HUSTWIT 
映画監督/ビジュアルアーテイスト/ジェネレーティブ・メディアスタジオ兼ソフトウェア企業「Anamorph」CEO 1965年、カリフォルニア州生まれ。サンディエゴ州立大学在学中から音楽業界に関わり、SSTレコードでキャリアを開始。99年には出版社Incommunicadoを設立し、00年に立ち上げたMP3Lit.comをSalon.comに売却後同社の副社長となった。01年には音楽・映像レーベルPlexifilmを共同設立し、数多くの音楽、カルチャー作品をプロデュース。07年にタイプフェイスデザインを主題としたドキュメンタリー『Helvetica』で長編監督デビューを果たして以降、デザインや都市、テクノロジーを主題にしたドキュメンタリーで世界的に注目される。24年に映画『Eno』はサンダンス映画祭で初公開され、サウス・バイ・サウスウエストやトロント国際映画祭などでも上映。Fast Companyの「最もクリエイティブな100人」選出。アナモルフ社CEOとして生成技術にも挑む。


Photograph: Shinsaku Yasujima

━━実際に制作から公開まで、どのくらいの期間となりましたか?

ブライアンが参加に同意してから映画が公開されるまでには、5年の歳月を要しました。まず、彼のアーカイブにあった500時間分の映像をすべてデジタル化し、修復し、カタログ化する必要があった。その上で、ぼく自身が彼と何十時間も対話を重ね、撮影する必要もありました。

そしてこの映画制作で、もうひとつ大きかったのが、ソフトウェアの開発ですよね。 ある意味、映画制作というよりコーディングやプログラミングの領域に近い作業を、途方もない時間をかけて築き上げました。ジェネラティブなテクノロジーと映画制作をどう組み合わせれば効果を発揮するか、アイディアを形にするのに何年もかかって。正直なところ、最初のうちは自分たちでも何をやっているのか分からなかったです(笑)。

前例のないものをつくっていたので、とにかく手探りで試して、失敗して、またやり直して。諦めずに前に進み続けるしかなかったんです。映像とテクノロジーがハイブリッドに結びつくこのプロジェクトの可能性を、ぼくたちは手探りで探り続けました。

映画『Eno』より

━━本作は、ジェネラティブな映画でありながら、同時にひとりのドキュメンタリーでもあり、両方の形式が交差する作品になっていますよね。その核となるのが、今回開発されたソフトウェア「Brain One」だと思うのですが、これは具体的にどのような仕組みで動いているのでしょうか?アルゴリズムは、シーンの配列に変化を与えているのか、それとも映画の構造自体を生成するような機能があるのでしょうか?

この映画のために開発した「Brain One」のことを、ぼくたちは「Generative Video Platform」と呼んでいます。大規模なデータセットで学習したAIではなく、完全に人の手でコードされたプログラムで、ぼくたち自身の知性や判断をコードに組み込んだアルゴリズムを設計しました。だからこそこのシステムは、ブライアンの膨大なアーカイブ素材の中から、どのクリップを使い、どう配置するかを判断しながら、選択と省略を決定しています。

音楽やナレーションなどを組み合わせて、そのバージョン固有の新しいシーンをリアルタイムで生成しているので、シーン間のトランジションも上映ごとにユニークで変化させることができるんです。例えば、上映の中でデイヴィット・ボーイや他のアーティストについて話すブライアンが、20分の時点で話すこともあれば、まったく出てこないこともある。あるいは同じシーンが2回登場する可能性もあるかもしれません。

ぼくはこれを血液のような「流れ」にも似ているように感じています。絶えず意識が巡り続けるような一種のスピリチュアルな体験を、観客もこの映画で得られるのではないでしょうか。

━━とはいえ、劇場での体験はある種ブラックボックスのようでもありますよね。その特定の上映バージョンは、その場に居合わせた観客だけが目にするもので、後からほかの誰かが実際に何が起こったかを知りえない。それはどこか、パフォーマンスに近い感覚でもあると思いました。

そうですね。映画館で何かを体験するというのは、やはり特別な経験になるのだと思います。同じバンドでも、公演ごとに演奏曲もセットリストも少し変化するけど、友達同士で「何を演奏した?アンコールは何だった?」なんてふうに話し合うことがありますよね。たとえまったく同じものを観ていなくても、経験を共有することはできる。それととても近い感覚が、この映画にもあるんです。

普通の映画なら、一度観れば誰もがまったく同じシーンとその配列を体験することが前提としてあったわけですが、このプロジェクトは、そこに根本的な問いを投げかけています。いまあるテクノロジーを活かせば、映画という形式の中で、まだ見ぬ可能性がたくさんあるはずなんです。もっと創造的に、「映画とは何か?」を問い直すことで、まったく別の未来が見えてくるとぼくは信じています。

PHOTOGRAPHS: SHINSAKU YASUJIMA

━━プログラムが生成したテクノロジカルな映画ですが、ある意味では、とても一貫してパーソナルな作品でもあります。このプロジェクトにおける“個”と“システム”の関係については、どう考えていますか?

それこそが、ぼくにとっての「映画制作」なんです。ある意味では、それはキュレーションであり、プログラミングでもある。完成するすべてのバージョンにぼくが直接関与しているわけではないが、素材全体の方向性や、どういう関係性を持たせるか、“構造”の設計には明確に個が反映されてるのです。

従来とは異なるかたちのクリエイティブとコントロールを働かせることは、ぼくにとってもチャレンジでした。時には、ぼくなら選ばないような並びでシーンをつなぐこともあります。それでもシーンが成立し、物語が生み出され、観客が惹き込まれているのであれば、それで何の問題もないじゃないかと、自然と思うようになりました。

『Eno』とイーノ

━━ブライアン・イーノという人物には、知性、文字通りの意味での現実性、感情的な面など、いろんな側面がありますが、どのような側面があなたに影響を与えたのでしょう?

もちろん、最初に出会ったのは音楽でした。現代音楽の中でブライアンほど広範囲に影響を与え、多くの名盤を手がけ、音楽の捉え方そのものを変えてしまったアーティストは、そう多くはありません。でも、ぼくを本当に惹きつけたのは、彼の「創造性」に対する姿勢でした。彼自身だけでなく、彼の周辺にいる他者がより創造的になっていくことも、とても大切にしているように感じます。実際にぼく自身も、ブライアンのそのような考え方や姿勢によって、この映画をつくりたいと思うようになりましたし、プロジェクトを続けていく最大の動機になりました。

ぼく自身、これまでもデザインや建築、音楽、創造性をテーマに映画をつくってきましたが、それらすべてに共通しているのが「クリエイティビティ」という軸なんです。だから本作で最も注力した部分は、登場するあらゆるシーン、どの素材にも、何らかの創造的な学びや発見を込めることでした。ブライアンはこれまでの制作やアーティストとの相互の影響について語ってくれることもありますが、ぼくたちの対話は「創造性とはどういうものか」というプロセスや思考へと向かっていったんです。

なので映画の中では、彼自身の仕事を例に挙げることはあっても、ブライアン・イーノのキャリアを年代順に語るようなドキュメンタリーにするつもりはありませんでした。、彼の「創造的思考」にフォーカスし、それを通じて観る人自身のインスピレーションにつながるような映画にしたかったんです。

映画『Eno』より

━━ブライアン・イーノの音楽作品のなかで、あなたにとって特に印象深いアルバムはありますか?

一番印象に残っているのは、やっぱり『Another Green World』。それから『Ambient 1: Music for Airports』も大好きです。それから彼がプロデュースしたトーキング・ヘッズの『Remain in Light』も大好きです。音楽としても素晴らしいけど、それ以上に、個人的に深い意味を持っている作品なんです。

これ以外にも本当に素晴らしいアルバムはたくさんあるんですが、ぼくが以前監督したドキュメンタリー『Rams』のためにブライアンがつくってくれたサウンドトラックも、彼の最高傑作のひとつだと思っています。これは完全に身びいきかもしれないけれどね(笑)。あれは本当に美しくて、いまでもとても誇りに思っています。

━━しかし当然、映画『Eno』は音楽だけではない彼のあらゆる側面、その全体性を捉える試みだったようにも感じます。

もちろん彼の音楽について捉える普通のドキュメンタリーをつくることもできたでしょう。でも、もしそうしていたら、ブライアンは絶対に参加しなかったはずです。実際、最初にドキュメンタリーの話を持ちかけたときには、はっきりと「ノー」と言われましたしね。だけど「クリエイティビティについての映画」というアイデアには、すぐに共感してくれたんです。それがこの作品にとって、決定的な鍵だったと思います。

クリエイションに携わる人なら誰しも、この映画から得るものがあるはずです。ブライアンとの対話や、彼の創作姿勢やキャリアから受け取れるのは、単に美しい音楽について学んだり、それがどうつくられたかを知る以上の、もっと本質的な何かだと思うんです。この映画を体験してくれた人々が創造的に触発されること。それこそがこのプロジェクトでぼくが最も大切にしたかったことですから。

あらためて思うのは、やっぱり彼の好奇心がすべての出発点だということですね。ブライアン・イーノの好奇心は尽きることがないと断言できると思います。きっと彼なら科学者にもなれただろうし、彫刻家にも、デザイナーにもなれたはずです。というか、ぼくは彼のことをデザイン、設計する人だと捉えていて、創造性へのアプローチそのものをデザインしたり設計しているように思えるんですよね。

━━何十年も前の素材と新しいカットが混在した対話の中で、ブライアン・イーノという存在にたっぷりと触れてきました。どのように感じましたか?

ブライアンにはつねに驚かされるんです。いつも前を向いていて、好奇心に満ちていて、つねに新しいことを探し続けている。新しいテクノロジーやコラボレーターとの出会いを恐れず、どんどん先に進んでいく姿勢を持っている。

彼の好奇心は、本来もっといろんな形で表現されていたかもしれないけれど、それがたまたま「音楽」というかたちで現れただけなんだと思います。たとえばこの映画のカットに含まれている印象的なエピソードがあるんです。

それは、ぼくたちが最初に撮影で彼のアトリエを訪れた、2021年のことです。現場に着いて、車を降りてからまだ5分も経たないうちに、ブライアンが「ちょっと来て!これ見てよ!」っていきなりぼくたちを呼んだんです。行ってみると、彼が庭先で夢中になって葉っぱの裏に隠れた昆虫の話をし始めました。iPhoneで写真を撮ったり、指先でつついたり、草をかき分けて探したり。とても楽しそうで、好奇心に満たされていた。

彼と長くともに過ごすようになって、あれこそがブライアン・イーノという人の本質なんだと思うようになりました。だからこの映画では必ずこのシーンは現れるようにプログラムされています。

━━なるほど。彼と関わるアーティストや人々が、より創造的になるのもその好奇心に触発されるのかもしれません。そのような人物のドキュメンタリーであり、ジェネラティブなシステムであもある『Eno』という映画は、どのような可能性をもたらす機会になったと思いますか?

今回のプロジェクトはまったく新しいシステムを前提としていて、それがブライアン・イーノというアーティストにぴったりとはまり、すべてがうまくかみ合って、ドキュメンタリー映画というかたちになりました。本当に特別な作品になったと思っています。この映画が、ブライアン本人にとっても「新鮮なもの」であることは、実はとても特別なことで、ひとつの大きな成果だと思っています。ぼく自身、何度もこの映画を観返す中で気づいたのは、この作品が人々の「記憶」の働きにとても近いということです。

ぼくらが自分の人生を思い返すとき、思い出は完璧に時系列どおりに現れるわけではありませんよね。昨日のことと40年前のことが隣り合って出てきたり、つねに変化していく。つまり記憶は流動的に変化していくんです。この映画も、単線で繋がらない変化を取り込んでいて、観るたびに観客の側で違う理解が生まれるようにできている。だから映画のつくり方だけでなく、観られ方も問い直す試みだとも言えるでしょう。

観客自身がシーンとシーンの間に関係性を見出して、物語を自ら組み立てていくことで体験になる。1970年代のブライアンと、現在のブライアンとのあいだにどういうつながりがあるのかを、彼の思考の変遷を自分なりに読み解くことで、別のつながりが立ち上がってくる。たとえ同じシーンがあっても、その前後が違うだけで、印象や意味が変わっていくんです。

そもそも人間の脳は、パターンを認識して、関係を見つけ出すことで、意味を組み立てていくわけですよね。だからある種のパズルを解くようなことを、映画を観る体験の中で行なっているのだと、このプロジェクトを進めていくなかで気づきました。観客の知覚や記憶とインタラクションすることで初めて、生成的な映画が成立するのだと思います。

映画『Eno』より

━━いまという時代は、最新であることが求められ、その瞬間の価値に還元されがちでもありますよね。ブライアンのように、時間をかけてじっくり考え、ひとつのテーゼに向き合うことの意味も考えさせられます。

大事なのは「バランス」だと思います。いまこの瞬間に起きていることに関わる必要もあるし、一方で、何年もかけて取り組むような大きなプロジェクトもある。ぼくがこれまでつくってきた映画は、どれも「自分が観てみたかったけど、誰もまだつくっていなかった映画」でした。だからこそ、それに取り憑かれてしまってきたわけです。

『Eno』で試みた“生成的な映画”という発想も、「何か違うことをやってみたらどうなるだろう?」という発想から始まっている。そして、思い描いたものを本当に存在させるには、ただやってみるしかない。そういう執念みたいなものが、ずっとぼくのモチベーションになっていました。実は、これからの上映のために、2つの新しいバージョンをつくりました。ニューヨークには、生成のバリエーションを専門に担当してくれるエンジニアがいて、彼がその作業を支えてくれています。

こうやって上映のたびに新しい素材を加えたり、構成を変え続けられるのは、本当に面白い試みです。たとえばソフトウェアに新しい生成機能を追加したくなったり、ブライアンと何か新しい撮影をしてシーンを加えたり、新しいアーカイブ映像素材を見つけたりするたびに、映画そのものが変化していく。

どのように変わっていくのか予測するのは難しいけれど、変わり続ける可能性をもつというのも、「映画とは何か?」という概念そのものを問い直すアプローチだと思うんです。自分が「これで完成だ」と思わない限り、完成させなくてもいいし、それはつまり好奇心が尽きないということでもある。そういう映画があってもいいはずですよね?


MOVIE DATA

『Eno』
音楽やアートにおける“革新”の概念を体現し続けてきたイギリスのアーティスト、ブライアン・イーノの真髄に迫ったドキュメンタリー。ニューヨークを拠点に活動する映画監督/ビジュアルアーティストのギャリー・ハストウィットが監督を務め、アーティストのブレンダン・ドーズと共同開発した自動生成システム「Brain One」を導入。イーノ本人への長時間にわたるインタビューや、貴重なアーカイブ映像を組み合わせ、鑑賞するたびに構成や内容が変化する革新的な映画体験を実現。ピーター・バラカンが日本語字幕監修を担当。

2024年製作/イギリス・アメリカ合作
監督:ギャリー・ハストウィット
字幕翻訳:坂本麻里子/字幕監修:ピーター・バラカン
配給:東急レクリエーション/ビートインク

THEATRE+TICKET

【会場】109シネマズプレミアム新宿 シアター7
【上映期間】2025年7月11日(金)~ 7月17日(木)
【時刻】平日:18:00~/20:30~ 土日:15:30~/18:00~ ※各回入替
【チケット】発売中 CLASS A:4,500円/CLASS S:6,500円
※日ごとに上映バージョンを変更

【会場】109シネマズ名古屋 シアター4
【上映日】2025年7月12日(土)、7月13日(日) ※土日限定上映
【時刻】15:30~/18:00~ ※各回入替
【チケット】発売中 一般:3,000円/エグゼクティブ:4,000円
※日ごとに上映バージョンを変更

【会場】109シネマズ大阪エキスポシティ シアター5
【上映日】2025年7月12日(土)、7月13日(日) ※土日限定上映
【時刻】15:30~/18:00~ ※各回入替
【チケット】発売中 一般:3,000円/エグゼクティブ:4,000円
※日ごとに上映バージョンを変更

チケットの詳細・販売はこちら
https://eplus.jp/eno/
https://enofilm.jp/

(WIRED JAPAN/Photographs by Shinsaku Yasujima/Edit by Satoshi Taguchi)

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